
【導入・あらすじ】
どうも、カピバラ君です。今日は「白夜行」について、紹介したいと思います。2006年の古い作品なので横が切れたりしてないか心配してましたが、大丈夫でした。
映像も全然綺麗で、観やすかった。好きなドラマというと、この作品をあげる人がちらほら周辺でいたので観てみました。
また原作は東野圭吾さんですし、もう絶対に好きなヤツですね。放送当時から評価が高く、現在でも「日本ドラマ史に残る名作」として語られることが多い作品です。まずはあらすじを簡単に。
小学生の亮司と雪穂は、お互い好意を寄せている関係。だが一件の殺人事件をきっかけに、幼い男女二人の運命が静かに交錯していく。この殺人事件で二人は共犯関係となり、秘密を共有するようになる。
事件は未解決のまま時が流れ、彼らは別々の人生を歩んでいるように見えるが、その影には常に“過去”が付きまとう。
光の下を歩けない二人が選び続ける道と、その先に待つものとは….。まあ、こんな感じです。
【全体の感想】
結論から言うと、めちゃくちゃ面白かったです。なんで、今まで観てなかったんだろう。ちょうど話題になった頃、忙しかったのかな。
観て本当に良かったし、あやうく名作を見逃すとこでした。また今観ると、山田孝之・綾瀬はるかが凄く若い!二人ともまだ初々しさが残ってますね。
あと、子役たちの演技も素晴らしかった。子供時代は、この物語の大切な部分です。子役の演技で作品の出来が左右されるので、本当に良かったと思います。
子供時代はとても悲しく暗いシーンが多いが、まだ純粋な二人の関係が美しくもあります。特に亮司の優しさや、純粋さに心を揺さぶられました。
基本的にこの作品は、亮司(山田孝之)と雪穂(綾瀬はるか)を中心に話が進みます。物語を通して、二人が直接言葉を交わす場面は少なめなのにもかかわらず、互いのために罪を重ね、人生を犠牲にしていく関係性は、恋愛とも共犯とも言い切れない異質な絆として描かれてます。
特に亮司(山田孝之)は、雪穂(綾瀬はるか)の未来のためだけに生き、汚れ役を一身に背負い続ける存在です。
幼いころの事件が発端なのですが、なんか底なし沼にはまってるみたいで観てて切なくなります。優一の救いは二人の関係は歪だが、絆自体は凄く強いところですかね。
雪穂自身もまた被害者でありながら、冷酷とも思える選択を重ねていきます。途中からは、なんか怖さすら感じます。
しかしそれは「強い女性」だからではなく、そうならなければ生き残れなかった少女の成れの果てだと感じました。
彼女が微笑みながらも決して心を見せない理由が、回を追うごとに痛いほど伝わってきます。雪穂は一見、亮司を利用しているようにも思えます。
ですが雪穂にっとって亮司は特別な存在で、優一本当の自分を見せれる人なのでしょう。異性としても多少好意も持ってますが、それ以上に家族に近い感覚だと個人的には感じました。二人の関係は胸が締め付けられ、とても切ないですね。
クライマックスで亮司が選ぶ結末は、救いであると同時に絶望でもあります。
雪穂は表向き“光の世界”に立つことができますが、彼女が本当の意味で救われることはありません。
それこそが、この物語の残酷さであり、美しさでもあると思います。
「白夜行」は、視聴後にをすっきりするドラマではありません。むしろ、喪失感と虚無感を静かに残す作品です。
二人は怪物ではなく、環境によって作られてしまった存在だったように感じました。
このドラマは単なるサスペンスではなく、人間の弱さと社会の冷たさを映す物語として深く胸に残ります。
全体的に最初から最後まで、途中に中だるみもなく、ずっと面白い作品でした。全11話ですが無駄なシーンもほとんどなく、夢中になって一気に観れました。やっぱり名作と言われる作品は、面白いですね。いまさらですが、そう思います。
【ドラマ「白夜行」(2006)主なキャスト】
- 山田孝之:桐原亮司
- 綾瀬はるか:唐沢雪穂
- 武田鉄矢:笹垣潤三
- 渡部篤郎:松浦勇
- 麻生祐未:桐原弥生子
- 西田尚美:栗原典子
- 柏原崇:篠塚一成
- 八千草薫:唐沢礼子



コメント