なかなか観ようと思っても、つい機会があわなくて観れなかった作品です。凄くユニークな作品という評判だったので、期待していました。Huluでやっと見終えたので、感想など書きます。アマゾンプライムでも配信中。
【作品の概要】
『夏目アラタの結婚』は、乃木坂太郎によるサスペンス漫画です。物語は、児童相談所に勤める主人公・夏目アラタ(柳楽優弥)が、ある事件をきっかけに死刑囚の女性・品川真珠(黒島結菜)と接触するところから始まります。
アラタは真珠から届いた一通の手紙をきっかけに、彼女と面会を重ねることになりますが、やがて常識では考えられない行動に出ます。
それが「結婚の申し込み」です。この突飛な選択の裏には、真珠が抱える過去の事件と、まだ明かされていない“真実”が深く関わっていた…。といった感じです。
【黒島結菜さんの圧巻の演技】
原作は見てないので、予備知識なしで見ました。そのなかで黒島さんの演技が、凄く印象に残りました。終始不気味で怖い。笑顔も妙な異常性を感じますし、ビビりますね。
まあ、殺人鬼という設定ですから当然といえばそうなのですが、それにしても素晴らしい演技でした。
また、不気味な特殊メイクも施されていて、独特な雰囲気があります。もう歯が凄く汚く、ガタガタですね。にもかかわらず、時々可愛らしさもあって観てて飽きないです。
私が初めて黒島さんを知ったのは、朝ドラでした。そのころの爽やかなイメージで考えていたので、ギャップに驚きました。
今回の作品では、今までの作品の黒島さんとは全然違いますね。静かに話している時も迫力があります。彼女が登場してからというもの、目が離せない展開が続きます。
情緒不安定だし、怖いし、何を考えてるかわからない。突飛な行動も多いし、気になるんですよね。
また清潔感のない死刑囚という役なのにもかかわらず、とても魅力的なキャラに演じきってます。黒島さんの圧巻の演技が、この作品の最大の魅力だと思います。多くのレビューなどでも、絶賛されてます!
【全体の感想】
ストーリー自体が凄く良いです(きっと原作が面白いんでしょう)。先が読めない展開が続き、ハラハラします。
夏目アラタと品川真珠の関係も、とにかく不思議で面白いです。そして、品川真珠の過去には謎が多く、それがわかっていく過程がとても良い。伏線が綺麗に回収され、気持ちよく観れます。
品川真珠が、なぜこのような人間になってしまったのか、納得ができます。
また、黒島さんだけでなく、柳楽優弥さんもさすがの演技です。落ち着いた役どころを、見事に演じてます。
この人はもう、なんでもできる方ですよね。どんな役でも、上手にこなします。
この二人の演技だけでも、ずっと観てられます。
この作品は殺人鬼と結婚するという、異常な設定です。しかし最後まで観ると二人の関係は、不思議と健全に思えて来ます。最初から最後まで、ずっと楽しめた作品でした。まだ観てない方は、ぜひ観てください。
【映画『夏目アラタの結婚』 主なキャスト】
・柳楽優弥(やぎら ゆうや) — 夏目アラタ役
主人公。元ヤンキーで児童相談所勤務の男性。ある連続殺人事件の真相を探るため、死刑囚に獄中結婚を申し込む。
・黒島結菜(くろしま ゆいな) — 品川真珠役
かつて日本を震撼させた連続殺人犯「品川ピエロ」と呼ばれた女性。死刑囚として収監されている。
・中川大志(なかがわ たいし) — 宮前光一役
真珠の弁護士で、彼女の無罪を信じる人物として物語に関わる。
・丸山礼(まるやま れい) —桃山香役
作品のキーとなる人物の一人として出演。
・佐藤二朗(さとう じろう) — 藤田信吾役
死刑囚関連のアイテム収集家というユニークな役どころで出演。
・市村正親(いちむら まさちか) — 裁判長 神波昌治役
裁判シーンなどで重厚な存在感を見せる重要キャラクター。



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